Gibson L-50 1940年代

いわゆるビンテージギターなのですが、ブリッジにピエゾピックアップが仕込まれており、エレアコとして使用できます。ピックアップは、おそらくFishma製ではないかと思います。この年代のスクリプトロゴのL-50は、マイナーチェンジ後の同モデルに比べて、鳴りが違うらしいです。私の印象では、アーチトップギターなのに、とにかく音がデカい！ラインの音もキレイになりますので、ライブでガンガン使っておりました。ただし、見た目は良くありません。傷や汚れについて挙げればキリがありません。また、経年劣化により、木材のコンディションはデリケートです。トップは、アーチトップによく見られるトップ落ちがありましが、私が入手してから10年程の間は悪化した形跡はありません。以前、バインディングの剥がれを修理したことがありましたが、ボディバックにまた似たような症状が出始めております。今のところ演奏に支障を感じてはおりませんので、修理をするとしても、もう少し後でもいいかと思います。お世話になっているリペアマン曰く、これらのことはビンテージギターの宿命なのだから、オーナーはそれを承知でちゃんとメンテナンスをしてあげるのが務めだそうです。以上をご理解の上、ご購入をご検討いただけると幸いです。ケースは古いチップボードとなりますが、中に可能な限りウレタン材を入れて衝撃対策を施してお届けいたします。一応、弦交換もいたしますが、ワックス等を使ったクリーニングは木部へのダメージがあるため、控えさせていただきますので、ご了承ください。